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本堂内

ご紹介

◎ご本尊

 金胎寺ご本尊は、大日如来、釈迦如来、地蔵菩薩、観世音菩薩、大日大聖不動明王、烏枢沙摩明王、大元帥明王、愛染明王、毘沙門天、聖歓喜天、弁才天、そして西国三十三観音が揃っております。このお寺は三輪満足(※)の形でしっかりとお祀りされております。  

 

※三輪満足とは…如来部(自性輪身・じしょうりんじん)、菩薩部(正法輪身・しょうぼうりんしん)、明王部(教令輪身・きょうりょうりんじん)その他天部を安置し、全てのグループの仏様を配置した完璧な(満足な)状態をいいます。

◎大日如来(だいにちにょらい)

 宇宙の真理そのものが、仏様になった密教の最高位の仏様です。他の全ての仏様は、みなこの大日如来から生み出されました。金胎寺の本尊は、慈悲を象徴する胎蔵生マンダラの大日如来です。

◎釈迦如来(しゃかにょらい)

 仏教の開祖 約2500年前に、現ネパールにお生まれになった実在の人物です。

王子として生まれ29才に出家、35才で悟りを得て、入滅する80才までインドを遊行して宇宙の真理(仏教)を広められました。

◎地蔵菩薩(じぞうぼさつ)

 地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天の六道で苦しむ衆生全てを、大慈悲心で救って下さる菩薩です。

◎観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)

 この世を観て、衆生の苦しみや願いの音(声)を漏らさず聞き、衆生の苦悩、願いに応じて三十三の姿に変身して、あらゆる手段で助けて下さいます。金胎寺は、越中一国三十三観音の十五番札所です。また、西国三十三観音霊場の全てのご本尊が揃っています。

◎不動明王(ふどうみょうおう)

 大日如来と同体とされ、魂が曇りすぎて正しい道が解らなくなってしまった我々を、大日如来が恐ろしい姿(大日如来の教令輪身)になって左手の羂索で縛り上げ、右手の利剣で魔や煩悩を断ち切り、正しい道へ導いて下さいます。

◎烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)

 不浄なものを浄化する火の仏様です。トイレの神様として有名で、悪霊未成仏霊の浄化、我々の煩悩を焼き尽くす。その他に、恋愛成就、安産成就、下の病気を治すなど、霊験あらたかな仏様です。

◎大元帥明王(だいげんみょうおう)

 国家の一大事にかかわる明王。戦争の勝利に導く仏様です。本来は朝廷のみが祈祷していた大秘法の本尊です。 

一般の人には、受験合格、就職成就、商売繁盛、業務繁栄等になるでしょう。

愛染明王(あいぜんみょうおう)

 人間の持っている愛欲を浄化してそのまま菩提心に変える仏様です。

龍眼図(りゅうがんず)

 本堂の天井中央には、周囲に菊花紋をあしらった墨絵の龍眼図が描かれています。菊の紋繍があしらわれていることから、天皇家ゆかりの寺院でもあったことが分かります。

※現在も進化中の金胎寺。

 皆様の願いを叶えて頂き、国家安泰、五穀豊穣、世界平和の為に、これからも新しい仏様が増える予定です。

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